今日は単純にバンコクから名古屋への移動のみ。
1日目がブータンを選んだ理由だったから、最終日はブータンの感想でも。
ブータンは自国の文化や自然環境を大切に守ろうとしている。
一方で外貨を稼ぐ必要もある。
その相反する事情をうまく組み合わせたのが今の公定料金制度だと思う。
金額は人数や時期で変動するが、ざっくり1日250ドル。
公定料金には専用車、専用ガイド、1泊3食、観光施設の入場料が含まれる。
食事のときにビールを飲んだりするとビール代金は別途負担。
外国人は空港を降りたら自由行動ができない。まるで朝鮮民主主義人民共和国のようだが、自由行動が禁止されているのでなく移動手段がない。
通常、空港にはリムジンバスやタクシーが待機してるが、パロ空港では公共交通の存在を感じなかった。
(ブータン国内に乗合バスやタクシーの制度はある)
VISAが必要だけど、気軽にネット申請できない。
結局、他の国のように気軽に個人手配ができず、ブータン通でもない限り日本の旅行会社を通すのが無難である。
外国人に嫌がらせをしているのではなく、あくまでも自国の文化や自然環境を大切に守ることと、外貨を稼ぐ苦肉の策である。
公定料金を超えて追加料金を払って高級ホテルに泊まれば改善させると思うが、いたせりつくせりが必要な方はブータンに行ってはいけない。
(今後は追加料金による付加サービスが増えてくると思う)
ネットの速度は遅く(SNSは使えるがHP閲覧が厳しい)、客室では使えない。
お湯は24時間でない。下手すればタンク式でお湯を使いすぎると水になる。お湯が必要なときは改めてお湯が貯まるまで待たなくてはならない。(湯船の無いホテルで使うシャワー程度は問題なし)
バイキングのメニューも豊富に種類はなく、宿泊客にインド人が多いということでメニューもインド系になったりする。
(食べることができないわけではないけど、裏メニューをサービスで持ってこられて、ブータン人の優しさを感じた。)
朝起きたら部屋の中を虫が歩いていたり、山の中のレストランではハエが飛んでいたり。
こんなの子供の頃は当たり前だったが、今の日本人で耐えることができる人は少ないと思う。
何もかも物で満たされ、あることが当たり前の日本。
朝早くから夜遅くまで仕事をして、物に囲まれて幸せを感じるのも間違ってはいないけど。。。
観光客がネットを使えず困ることがあるだろうか?
本当にお湯は24時間使える必要があるのだろうか?
子供の頃は普通に舞っていた虫が今は何故ダメなの?
豊かな自然環境が好きで、物でなく心が満たされたい人にとってブータンは最適だと思う。
まだブータンで海外渡航先11ヶ国目だが、ブータンが一番楽な国だった。
行きたいところを予め伝えておけば、効率の良い順番は旅行会社で作成済み。
空港を降りてから空港に戻るまで、全て日本語ガイド付きの専用車で移動。
ブータンの通貨が無くて困らない。ブータンで支払うのは最終日の円払いでチップだけ。
(今回、SIMの契約と松茸とお賽銭でヌルタムを両替したが、これらは無くて困るものでは無い)
(今回、SIMの契約と松茸とお賽銭でヌルタムを両替したが、これらは無くて困るものでは無い)
1日250ドルの事前払いで、財布を持たずに大名旅行ができる国は日本も含めて他にあるだろうか?
ブータンでは民家に泊まることもできるし、トレッキングもやってみたい。温泉もある。
カレンダーと給料を見比べながらブータン旅行を改めて計画したい!
カレンダーと給料を見比べながらブータン旅行を改めて計画したい!
日本行きはエコノミーなので優先ゲートも使えずひたすら列に並ぶ。
プライオリティパスでいつものMIRACLEのラウンジで軽く食事。
やはりエコノミー席は狭い。昨日のビジネスクラスとのギャップが、、、。
ベルトサインが消えてピーナッツ。
そして準備が整い食事。
淡々と飛行機は名古屋へと飛んでいく。
松茸はブータンで渡された書類を検疫に提出して中身の検査。
もし騙されて空っぽやったらなんて話をしていたら、リピート販売しているところは大丈夫ですよぉ~って検疫の方。
無事に検査合格で持ち帰り。
いかにも輸出っぽい感じが出ている。
改めて自宅で開封。
保冷剤は大きいのが入っていた。
新聞紙がクッションになており縦にしても荷崩れしない。
更に紙が1枚。なかなか丁寧な梱包。
やっとご対面!
2段目。
3段目。
全部で27本入っていた。重さは不明。
とりあえずオーブントースターで焼いた。
お吸い物も作ってみた。
スーパーの安い弁当と高級食材松茸のミスマッチな組み合わせ。
お吸い物は松茸の量が少ないと風味が出なかったので贅沢に使ってみた。
醤油がないので天然塩をかけて食べる。
松茸の食感と香りが最高!
またブータンに行きたい!