ここ数年、会社を休むことができなくて聴くことができなかった卒業コンサート。
今年は無事に休暇を取ることができて良かった。
3月にハンドベルは珍しいねぇーなんて言われることもあるが、そもそもハンドベルの由来は教会のタワーベルを練習するために生まれた楽器である。なので季節を問わず演奏されるものであるが、日本ではクリスマスのイメージが定着している。
ちなみにパンフレットに記載の年間活動を見ると、高校で月2回、大学で月3回程度のペースで演奏会が行われている。
学内開催、病院、小学校などの課外授業としての演奏もあるが、不特定多数向けの演奏会もそこそこあるので通年を通して聴くことは可能である。
卒業コンサートを聴くのは身内ばかり。ポツポツと好き者のオッサン。(自分も含め)
なので開場の30分前でも十分すぎるけど、30分前到着で名駅から歩いていた。
伏見駅の交差点を渡ると金城高校の生徒が数名いた。意外と早い集まりやなぁー。
会場に着いたら大量の女子高生。うわっ!失敗した!
待合室の椅子は10人分程度しかない。ぽつんと1人分空いていたので座った。
そしたら椅子に置いてあったカバンを持ち上げたり座っていた方が立ち始めたり。
オッサン嫌われるパターンだなぁーと思っていたら入口前に整列し始める。
またまたヤラれた!椅子に座る行為は列の並びと違う。ん~、今日はプラチナ席の確保は厳しい。
結局、金城高校の生徒たちは開場時刻前にロビーまで先行して入り、ホールには一般入場者ががホールに入ってから移動許可が出された模様。
よって、無事にほぼプラチナ席が確保できた!
ちなみにプラチナ席は来賓用になっていた。
来賓ってことは学校にとって重要な人物。重要な人物がいるからこそ卒業コンサートが開催できる。
なので来賓は自分にとって間接的に重要な人物である。
過去、1曲目に校歌が演奏されたこともあったが、今回は校歌の演奏無し。
ちょっと残念。
(予習していた、、、)
卒業コンサート以外でも高校生の演奏を聴ける機会はあるが、聴くのは卒業コンサートとなる。
大学生に比べまだ途中感はあるけど、有料コンサートが開催できる腕前は充分ある。
積極的にコンサート開催情報を取りに行っていないのもあるが、高校生の演奏も数多く聴きたいものである。
2部、3部は大学生の演奏。
テーブルクロスが交換されて「UNIV.」の文字が追加されている。
さすが大学生である。難易度、完成度がグッと高くなる。
プロのハンドベルの演奏を聴くこともある。
プロはビジネスとして黒字にしなければ存在できない。
よって、技術レベルは極めて高く、圧倒される勢いがある。
であるが何か物足りない物も感じている。
金城学院のハンドベルは言ってしまえばクラブ活動の一環である。
であるが、目で見えるもの、音で聞こえるものだけでなく、目でも音でも違うパワーを感じる。
来年も会社を休めるように仕事を頑張るぞ!