2017年11月25日土曜日

デング熱の思い出

先日、デング熱を発症した模様なので思い出話でも。


 


■10月27日(金)


仕事中にふと喉の痛みを感じる。


いつもなら扁桃腺から始まるのに今回は扁桃腺が腫れていないなぁー。


少し体がだるい感じもするけど、24日にタイから帰国して疲れているのだろう。


明日はコンサートがあるけど行けるかなぁー、、、。


 


 


■10月28日(土)


やはり体がだるい。


コンサートどうしよう。


念のため体温を計るが異常無し。


んー。


 


やはり体がだるいので寝ていよう。


 


17:43 体温が38.2度になっていた。


 


コンサートに行かなくてよかった。ほっ!


風邪をひいてしまったようだ。明日までに治さなくては。


とりあえずスーパーに行って夜ご飯を買ってこよう。


 


発熱しているが食事は普通に食べることができる。


お腹も壊していないので食べたいものを食べる。


 


20:48 38.3度


23:25 38.0度


 


なかなか下がらない。明朝に期待。


 


 


■10月29日(日)


やはり体はだるいまま。


 


9:00 36.9度


 


おっ!下がってきている。


治りそうや。


 


12:35 37.5度


 


いかん。少し上がってきている。


 


15:52 38.4度


 


やばい。上がる一方や。


 


18:49 38.9度


 


いったいどこまで上がるんだ?38.9度って何?


明日、不具合の対応あるから休めない。。。


なんとしても熱を下げなくては。


 


20:38 38.8度


21:37 38.9度


 


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時刻と体温を詳しく書いてあるのは体温計の写真を撮っていたから。


(全ての測定を記録したわけではない)


 


この段階でも一度も薬を飲んでいない。


と言う前に薬が家に無い。


軽い喉の痛みはずっと続いている。


扁桃腺は全く腫れていない。不思議や。


たまに鼻水が出るけど風邪のときと比較にならないくらい極めて低い頻度。


食欲旺盛。お腹は正常。


発熱はしているが病院に行くことは全く頭に浮かんでいない。


 


何かおかしい。


風邪にしては少し変だ。


もしかしてタイで何かに感染したか?


 


ネットで調べてみる。


 


あっ!


10月22日に蚊に刺されている!


デング熱?


タイ旅行のブログには書かれていないけど、実は言うと蚊に刺されていた。


 


 


■10月30日(月)


朝の体温は38度程度ある。


今までに経験したことない体の異常。


でも風邪ではない雰囲気。


もしデング熱なら人から人への感染は無い。


とりあえず不具合の対応あるから出勤しよう。


 


平熱から上昇していく38度はとてもしんどい。


けど、39度から下がってきた38度はとても体が軽い。


発熱のしんどさはあるけど、爽快感を感じるくらい本当に体が軽い。


 


少し冷え込んだ朝である。


珍しく隣に女子高生が座ってきた。


気づいたらもたれかかってきている。


そりゃ冷えた朝に体温38度の人が隣いたら暖かいわなぁー。


 


20:25 38.2度


 


定時に帰宅させてもらった。


相変わらず38度の熱が続いている。


もしデング熱ならしばらく発熱が続く。


今週は木曜日までのカレンダー。


木曜日まで休みたいなぁー。


だとしたら診断が必要になる。


 


デング熱の検査は全額自費。保険が適用されない。


だったら検査をしたくない。


病院に行くと無理やり検査になるか?


どうやって検査をお断りしたら良いだろう?


 


デング熱で一つだけ気をつけないといけない事がある。


血小板の値が低下して出血性になること。


なので血小板の検査は受けておきたい。


これは保険が適用されるだろうか? 


 


ちなみにデング熱には治療方法が無い。


ただひたすら嵐が過ぎ去るのを待つしか無い。


 


 


■10月31日


起床時も38度の熱が続いている。


とりあえず今日は会社を休むことにしよう。


 


7:01 38.1度


 


9時前に会社に電話を入れて、10時頃総合病院に到着。


 


受付でデング熱をやったかもと申告。


最初、何のことか理解してもらえない。


受付の人が電話しはじめたらなんか長電話になっている。


 


しばらく待って、特に慌てた様子もなく普通に内科へ回された。


 


内科で再度、受付。


マスクをしろと言って使い捨てマスクを渡される。


えっ?こんなもの効果ないのあなた方が一番よくご存知では?


息苦しいから嫌なんだよなぁー。


 


とりあえず検温。


あれ?37度以下になっている。


そういや体も軽い。


 


診察が始まる。


ネットで調べたことと同じ内容を聞かされる。


過去、1人は見たことがある模様。


 


デング熱の検査は任意となった。


血小板の検査を依頼したら、元気そうだから出血性の疑いは低いとのこと。


血小板を検査するなら同じ検体でデング熱も検査できるけどとなり、全ての検査を受けないことにした。


 


このあと発疹がおきて、場合による数ヶ月続くこともあると言われた。


体のだるい状態が続く人もいるとも。


何かあればまた連絡することにして病院を後にした。


 


 


■その後


数日は体のだるい状態が続いていたけど発疹はしなかった。


たぶん、無事に終息したと思う。


 


 


■なぜ感染?


現地の人だって普通に蚊に刺されているけど、刺された人が全員発症するわけではない。


むしろ発症しないほうが普通であろう。


 


タイに行く前、仕事では肉体的にも精神的にも厳しい状態が続いていた。


そして忙しさのあまり夜ご飯を食べない日も。


そんな状態でデングウイルスを持った蚊に刺されたら、、、。


 


肌を露出させないが一番手っ取り早い対策ではあるが、日本人がタイの屋外で長袖なんて着れるわけもなく。


さてどうしたもんか、、、。




2017年11月23日木曜日

第66回 金城学院メサイア演奏会

メサイアを聴き始めたのはここ数年のこと。


他にもメサイアの演奏会はあるけど、金城学院の演奏会に毎年足を運んでいる。


他の演奏会は行ったことがないのでわからないけど、金城学院メサイア演奏会の厳かな雰囲気がとても気に入っている。


 


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��会場配布のパンフレットより)


 


大学としてオーケストラを持っているところはそれなりにある。


席は自由席。


だいたい開場の30分程前に並び始めれば比較的良い席は確保しやすい。


が、金城学院メサイア演奏会は開場の1時間前に並ばないと良い席の確保は難しくなる。


 


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金城学院は金城学院大学管弦楽団を持っているが、メサイアは金城学院メサイア管弦楽団という別の楽団で演奏が行われている。


合唱も専属の金城学院メサイア合唱団。


 


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��会場配布のパンフレットより)


 


メサイアといえばハレルヤが一番有名かもしれない。


個人的には48番目の「The trumpet shall sound」が聴き応えあると思う。


澄み切ったトランペットの音色が何とも言えない。


そして、たぶん、かなり難易度が高いような気がする。


聴いている方も手に汗握る瞬間である。


ここをサラッとやりきったときの達成感は演奏者にしかわからないと思う。


 


素晴らしい演奏をありがとうございました!
来年も楽しみにしています♪


2017年11月19日日曜日

鮮魚列車とつどい 撮影会ツアー

今日は近鉄電車の貸切ツアーである。


行きは「鮮魚列車」に乗り、帰りは観光列車「つどい」に乗る。


 


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ここで鉄ヲタでない人は鮮魚列車?何それ?となるので少し解説。


 


昭和時代には列車に揺られて移動する行商人が多くいた。行商人によって取扱商品は色々あり生魚も商品の一つ。


伊勢から大阪に向かって鮮魚を売りに行く人たち。


昭和時代も人の流れが多くなってくると、一般のお客さんと鮮魚商人が同じ車両に乗ると魚臭が問題となってくる。


そこで鮮魚商人の専用列車を仕立てることになった。鮮魚商人専用列車なので「鮮魚列車」。


この列車に一般客は乗れないらしい。


となると鉄ヲタとして乗りたい列車の一つになってくる。


なら貸切ればいい。日曜日は市場も休みだから単純かつ簡単な実現方法である。


 


今回のツアーは「近鉄」と「鉄道友の会名古屋支部」の共同運航便。


さらに後ほど、松坂駅で駅弁事業を展開する新竹商店の社長である新竹浩子さんもお見えになり、充実のツアーとなった。


 


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ただ乗っているだけでは集客も難しいので往路は少しひねってある。


 


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名古屋→四日市→塩浜→四日市→湯の山温泉→四日市→伊勢若松→平田町→伊勢若松→明星


 


鮮魚列車に一般人は乗れない。


間違って乗ってしまったら悲劇である。


なので塗装を変えてある。


 


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鮮魚列車は伊勢と大阪の間しか走らない車両である。


この色違いの電車が名古屋に来るとどうなるか?


全く気づかない人、あれ?何か違うと感じる人、目を丸くして驚く人。人間観察もこんなイベントの楽しみである。


 


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都会の電車に乗れば色々な広告が目を引く。


が、鮮魚列車に広告が無い!


そして吊革もない!


ま、立つほど客が乗るわけでもないので不要といえば不要だが、、、。


 


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臨時列車なので途中駅でよく止まる。


状況によりドアを開けて頂ける場合もあり、参加者は思い思いに撮影を楽しむ。


なにげに反対ホームの通過特急を撮影したら被写体がぶれていた。


こんな時は流し撮りせなかん。そのほうが特急のスピード感が引き立つ。


が、そんな腕は無い。


 


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最初の寄港地である湯の山温泉駅では一般車と並ぶシーンを撮影。


次の寄港地の平田町駅は列車が1本しか入れないのでちょっとの撮影時間ですぐ折り返し。


 


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白子駅でお弁当の積み込み。


最初のパッケージ写真はオリジナル版。


こちらは今回のツアー専用パッケージ。


なかなか手が込んでいる。


新竹浩子社長が一人ひとりに弁当を配っていく。


 


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新米の炊きたてご飯を用意したとのこと。


お弁当は美味しく、話をしていても楽しい人で、また新竹の松阪牛の弁当が食べたい!


 


お弁当を堪能していたら列車は明星駅に到着。


 


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明星検車区まで歩いて移動して、往路に乗った鮮魚列車と復路に乗るつどいと並び写真を撮影。


 


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西村京太郎の鉄道ミステリー、十津川警部ならあっさり見破るトリック写真。


こんな写真もツアーならでは。


 


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帰路はこんなメルヘンな車両にモッサイ鉄ヲタ集団が乗車して名古屋に向かう。


 


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車内は窓側を向く座席配置。


景色を楽しみながら軽く一杯のおもてなし。


 


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観光列車なので遊び心も満点!


 


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鉄ヲタ的にはこれでしょうか?


子供運転台。


機器は本物を設置!


 


心配無用。


大人気ない鉄ヲタが占拠しないようにとても狭くしてあります!


さすが近鉄!素晴らしい!


 


今日は鉄ヲタだけの乗車ゆえ心置きなく遊べる。


が、狭いのと疲れから遊ぶ人はいなかった。


 


復路は名古屋に直行。


日も沈みナイトクルージングトレインとなって、つどいは淡々と名古屋を目指す。




ベスト・ヒット・オーケストラ!

(会場配布のパンフレットより) 今月5回目の宗次ホール。 過去、1ヵ月に5回も宗次ホールへ行くことは無かった。 4回連続、名フィルに所属している演奏家の方だったが、今日は個人の演奏家。 名フィルも応援すべき演奏家であるが、一番応援したいのは個人で活動されている演奏家の方である。 ...