2016年8月20日土曜日

オーストラリアと台湾の旅 <7日目>

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今日は帰国日。
台北に行くことも考えたが、架線の無い路面電車こと高雄LRTの延長開業区間を乗ることにした。



昨年の10月にプレ開業ということで1度乗っている。
その後、運転区間が延長されており、プレ開業から正式開業へと切り替わった。
正式開業だが何故かまだ無料らしい。



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まず地下鉄の凱旋駅に行く。
夢時代という大きなショッピングモールが近くにあるのだが、歩いていける距離ではない。
以前はバスが出ていたけど、今は路面電車で行くことになったみたいだ。
なお、LRTの駅名は前鎮之星駅となり、地下鉄と異なる。



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無料だけど電子マネーの一卡通 (iPASS) が必要なのでホームの読取機にタッチした。(タッチしていない人が多くいたような気がする)
860元残っている。
今年の3月に1,000円の感覚でうっかり1,000元チャージした名残。
当時、約4円近いレートだったので約4,000円チャージしたことになる。
初乗りは100円もしない地下鉄。
まだ当分は残高が残りそうである。



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こちらは車内の読取機。
乗る時だけ、駅か車内でタッチすれば良いみたいだ。(たぶん)



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芝生が植えられていて緑が美しい。
台湾は左ハンドル右側通行の国なので、路面電車は右側通行である。
籬仔内駅から高雄展覧館駅に向かうときは全区間右側通行。
高雄展覧館駅で列車は一度引き上げて転線。
折り返し、高雄展覧館駅を発車時は右側通行だが、凱旋瑞田駅を発車した後に渡り線を通って左側通行で籬仔内駅に入る。
現状10分から15分間隔で運転されているが、単線区間があるので増発は無理かもしれない。



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踏切には警備員が立っている。
路面電車が無かった国なので、色々と大変だと思う。
路面電車はとても便利な乗り物なので事故が起きないように成熟して欲しい。

この路面電車は5両編成でパンタグラフは3両目にある。
駅で停車中にコンデンサーへ充電を行うので、頭上からパンタグラフの上げ下げ音が聞こえてくる。
飛行機で言うと着陸前にゴン!って足が出るみたいな。

また、車輪の真上はゴツゴツと突き上げる感じがあるので、乗り心地重視の人は3両目を避けて、かつ車輪の真上を避けると良い。

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ちょこっと夢時代に行ってみた。

http://www.dream-mall.com.tw/

http://www.taipeinavi.com/shop/228/

とてつもなく大きなショッピングモール。
1日では回りきれないかも?

3階のイベント広場みたいな所に車が5~6台展示されていた。
こんな所に車を入れることができる構造とは驚き!
韓国のヒュンダイだった。
チラシを持ってきたので、JAPANと言ったら驚きと残念が入り混じった顔をされた。
昔、日本でヒュンダイに乗っていたと言いたかったが、英語も中国語もダメ。残念である。
一旦どこかに行ってしまったが、戻ってきて改めてチラシを渡された。

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高雄駅、正確には左営駅へ移動。
駅弁を買ってグリーン車に乗り桃園駅へと向かう。

グリーン車は少なくとも1回は無料でお茶がもらえる。
一か八か。おかわりをリクエストしたら無料でもらえた。
台湾で飲むお茶はおいしくて、、、。

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前からあっただろうか?
桃園駅の改札内に台北に向かうMRTの連絡通路があった。
かなり開業が遅れているらしい。

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はぁー。名古屋37度!台湾より暑いじゃん!たぶん。

日本の長期休暇の終盤。
沢山の日本人が沢山のお土産を買って乗り込むからか、出発が20分以上遅れた。
ま、電車は充分あるので気になる遅れ時間ではない。

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常々、フルーツがありがたい。
このあと、お茶も美味しくいただいた。

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台湾→オーストラリア→台湾と沢山の思い出を載せて、Dynasty150は名古屋へと向かう。











2016年8月19日金曜日

オーストラリアと台湾の旅 <6日目>

今日は台湾で1往復だけとなった旧型客車に乗る。
ダイヤ改正の情報が入るたびにヒヤヒヤしている。詳しい情報は入手できていない。どうか無事に存在していますように・・・。



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ホテルの食堂で撮影。間違ってはいないが、、、。
こんな日本語をどこから覚えたのだろうか?調理師さんが訳したのだろうか?



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ホテルの近くに三越がある。
三越といえばライオンのイメージだが高雄は獅子になっていた。



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旧型客車は枋寮駅~台東駅の間を走行している。
まず高雄駅から特急に乗って枋寮駅へと向かう。
高雄駅構内に紙製品のお店があり、大きなSLの紙細工が展示してあった。



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台湾の駅名板は隣駅までの距離が記載されているが、高雄駅の駅名板は記載がない。
高雄駅は地下化工事の真っ最中である。地下化されたらどうなるか?



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流線型の電車が到着。これで枋寮と言いたいが、こいつは800系と呼ばれる通勤電車である。
台湾は自転車が好きな国民でもあり、800系のロゴマークにセンスよく自転車が描かれている。
800系電車は発注時に円安と重なり予算の余った時があり、追加発注されたエピソードがある。
こんな柔軟な対応は日本人だと無理だろうなぁー。



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自分が乗る特急電車はこれ。ディーゼルカーである。
普段、電車ばかり乗っているので、ディーゼルカーの力強い唸りと、心地よい振動がたまんねぇー。



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あいにく今日も全区間の座席は買えなかった。途中から立たねばならない。
台湾は地べたに座る文化がある。デッキのステップをうまく利用して座る。賢い!



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日本では廃れた給水器が台湾では健在!
しかもちゃんとした紙コップまである。



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枋寮駅に到着。
東海駅はJR東日本の常磐線にもある。
他、台湾には日本と同じ駅名が何駅かある。余裕があれば全駅回ってみたい。
凝ったデザインのベンチ。日本は効率化だけの国。こんなゆとりが日本にも欲しい。



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いよいよ旧型客車の旅が始まる。



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パワフルな機関車であるが、引っ張る車両はわずか3両である。。。
発車時には10人以上の乗客がいたけど、半分以上は筋金入りの鉄道マニアか、ほのぼの鉄道愛好家だった。



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あまり意識することはなかったけど、台湾の横書きも左から読む場合と右から読む場合があるみたいだ。



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ホームが無い方のドアも開いています。当然、走行中もドアロックはかかりません。



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扇風機がレトロ感を増大させる。
座席に座れば窓も全開!



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川を渡り、緑の中を駆け抜け、海に出る。
爽快な風を受けながら移り変わる景色を堪能する。



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最後部も全開!
流れ去る線路が旅の気持ちを盛り上げる。



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台湾は鉄道に親しみを持つ人が多い。若い女性も普通に趣味のような感覚で鉄道を楽しむ。



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そのうち列車は山の中へと進んでいく。途中で雨も降り始めた。
慌てて窓を閉める。



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枋野信号場に到着。
激しい雨である。
信号場は列車の行き違いなどが目的であり、乗客は乗り降りできない駅である。だけど枋野信号場は乗降ができるらしい。
今は買えなくなっていたが、台東駅では枋野信号場までの切符が自動券売機で買える時期もあったらしい。
とても謎な駅である。



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特急列車が豪快に通過!
シャッター音が響き渡る。
台湾の撮鉄は日本人と違いとてもおだやか。
他人に迷惑がかからにように気を使っているし、譲り合ってみんなが楽しめるように行動している。



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雨も上がり、東側の海に抜けてきた。
旧型客車の旅も終わりを迎える。
現役で旧型客車に乗った世代では無いけど、何か懐かしい思いの旅だった。



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台東は34度。涼しい山から降りてきた者には強烈な暑さである。



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まだ乗れていない普悠瑪(プユマ)号。
車体傾斜装置が搭載されており、カーブでも高速走行して早く目的地に着くので、人気の高い列車である。



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萌えキャラが描かれた車体。
高雄の地下鉄は会社として萌えキャラが使われている。
台湾は日本以上に萌えキャラ文化なのか?



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高雄に戻ると激しい雷雨。JRだと抑止になりそうな勢い。
夜市に行こうと思ったが駅弁を買って帰ることにした。
地下鉄の駅からホテルまでは徒歩10分ぐらいだけど、全区間屋根の下なので傘は不要!



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雨が上がり、もう降りそうにない気配なので改めて夜市に出かけた。
この夜市は初めて高雄に行った時から毎回利用している。
暑いのでスイカジュースを買って飲みながら歩きまわる。



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観光地価格だと思うがそれでも日本で買うより断然安い。
普段使いのお茶を買った。
台湾の烏龍茶は美味しい。

台湾には何度か行ったけど、台北には1度しか行ったことがない。
高雄のほうが数多く来ている変わり者である。
明日は帰国日。
台北に行く時間は充分あるけど、さてどこへ行くか?
ホテルに戻って考えることにしよう。



ベスト・ヒット・オーケストラ!

(会場配布のパンフレットより) 今月5回目の宗次ホール。 過去、1ヵ月に5回も宗次ホールへ行くことは無かった。 4回連続、名フィルに所属している演奏家の方だったが、今日は個人の演奏家。 名フィルも応援すべき演奏家であるが、一番応援したいのは個人で活動されている演奏家の方である。 ...