今日はSRTで水西駅(ソウルに新しくできた高速鉄道の始発駅)に向かい、明洞でお粥を食べ、仁川空港磁気浮上鉄道に乗り、折返し釜山へ行く予定である。
が、SRTが1時間先まで席が無い。少し運賃が安いのと、編成が短いから席が早く無くなってしまうのだろうか?なのでKTXでソウル駅へ向かうことにした。
自動券売機でお金を払おうとするがCashのボタンがグレーアウトされている。
他の券売機で試みるがやはり現金は受け付けない。
別のコンコースに移動したらカード専用。(韓国国内で発行されたカードしか受け付けない)
予め準備しておいた乗車券申込書を記入して窓口へ行く。
窓口で買う切符はレシートのスタイルである。
KTXのグリーン車でもお菓子が配られた。水はデッキにある自販機から無料で出てくる。
ちなみに水の自販機は認証不要。自由席の人でも何本でもタダで入手できる。
ふと思った。日本だと即座になくなるのでは?ま、日本だと切符を通すとか認証システムを導入しそうだが、、、。
いや、そもそもグリーン車に乗っても紙のおしぼりしかもらえないや。
ちなみに水はスーツケース置き場の棚にも置かれており、ソウル駅に到着後、何人かの人は手にとって降りていった。
日本みたいに厳格に管理するコストより、何本か持っていかれるだろうけど、その辺に置いておく方が安いのだろう。
軽くウトウトしているうちにソウルに到着。6月にもソウルへ行っておりスイスイと明洞へ。
前回は松茸アワビだったけど、今日はアワビ(特)に。香苑さんのお粥は味が優しくて美味しい。
ソウル駅に戻り、仁川空港を目指す。
40分に1本の直通がタイミングよくいたので指定券を購入!
仁川空港磁気浮上鉄道は無料開放中!
東京の人が名古屋のリニモ乗るなら、ソウルまで行って仁川空港磁気浮上鉄道に乗ったほうがお得です!
東京から名古屋に行くのもソウルに行くのも値段は同じ。リニモに乗るにはまず高額な地下鉄に乗る必要がある。リニモも有料。
仁川空港磁気浮上鉄道なら飛行機代だけでOK!
15分に1本のダイヤ。折返しの終電は19:45である。
だけど、今日は30分に1本の運行だった。何かトラブルが起きているのだろうか?
特に観光地へ向かうわけでもないのにそこそこ乗客がいる。
リニアモーターカー。
浮いて高速走行するイメージがあるけど、浮かずにノロノロ走ってもリニアモーターカーと呼んで良い。
だって、直線電動機車両だから。
要は回転エネルギーとするか直線方向へのエネルギーとするかだけである。
都営大江戸線が浮かばないリニアモーターカーである。
仁川空港磁気浮上鉄道は、2014年の段階で多数の課題があり開業の目処が全く立たない状況だった。
いつしか無料で営業していると聞き、やっと乗る機会を得た。
本来なら無人運転のシステムであるが、オジサンが一生懸命運転している。運転台の写真を撮ろうとしたら怒られた。
途中でA'REXの車両基地の横を走りながら終点を目指す。
終点の龍遊駅には別の編成が止まっていた。15分間隔で運行するなら2編成必要。この編成はこのあと基地へ回送されていった。
韓国はガラスを多く用いた駅が多いような気がする。日本と異なり地震がないから設計の自由度が高いのだろうか?
海の方に行けば飲食店街もあるらしいが、韓国語のみっぽいから30分後の電車で折り返すことにした。
車両基地側。A'REXの車両が到着したけどすぐに折り返していなくなった。
韓国は鉄道趣味が存在しない国。カメラを持ってウロウロすると警察沙汰になるリスクがあるため、ホームで列車を待つことにした。
ホームドアがあるので写真はガラス越しでしか撮れない。開いている窓の隙間からかろうじて撮った写真である。
この写真を撮る直前、列車が一旦停止している。どうしたのだろう?
折返しの車内。そこそこ乗っている。
途中駅の乗降は行きも帰りも無しと言っても嘘にならないくらい少なかった。
ちょうどよいタイミングで離陸機。
外から列車と飛行機の写真を撮りたい衝動にかられるが、空港周辺でカメラを持ち歩くとやはり警察沙汰のリスクが高い。
一刻も早く南北統一の平和が実現して欲しいと願わずにはいられない。
列車は行きと同じ線路を走っている。行きは右側通行。帰りは左側通行。信号が赤である。
もしかしたら15分間隔でも単線双方向で運転かもしれない。
色々な事象を考えると、有料で営業できるレベルに到達できていないのでは?
仁川空港が誇る抜群の世界ネットワーク、そこにこの鉄道とセットで空港島の開発を行えば、ものすごい発展した都市になると思う。
まだまだ厳しい状況かもしれないが、今後に期待したいと思う。
仁川国際空港1ターミナル駅。宇宙基地みたいな駅舎である。
昔のアニメであった銀河鉄道999の実写版みたいだ。
吸い込まれていくような感じである。
この鉄道の空港内はチューブの中を走る。
この光景も宇宙アニメが現実になったように見える。
ゆるキャラの2018年に戻ってきました。
何度も直通列車に乗ると30分ぐらい待ってもいいやと、直通列車のチケットを買う。仁川空港~ソウル駅がノンストップは魅力的である。
仁川国際空港1ターミナル駅では、直通列車と一般列車は停車位置をずらして分けている。
ただ、ホームの長さが足りないため、それぞれの列車の停車位置が重なってしまう。
重なった場所はドア扱いを行わないのだが、厳密にいうと車両のドアは開くがホームのドアが開かないようだ。
これ、普通にスマホとか落としそうな気がする。日本だと問題になりそう。。。海外はこのようなことにはこだわらないので楽である。
SRTの起点駅からSRTに乗りたく水西駅まで行く。
ここの自動券売機も現金で切符を買うことができず窓口へ。
グリーン車も1時間先まで空席が無いため待機である。
1時間待ちなので水西駅で夜ご飯にした。タイラーメン。
やっぱ、タイ料理はタイで食べるほうがうまい。
昨日の座席とデザインが違う。3列配置は同じ。
非常用窓。
厳密に言うと日本の新幹線も開業時は非常口があった。復活させるべきだと思うが、、、。
補助椅子。
日本だとデッキでもグリーン料金を徴収されるが韓国では大丈夫みたいや。
って言うか、グリーン車の室内で立っている人がいたけど、車掌は追い出すこともなく。国が違えば色々である。
釜山到着!
途中、タバコの臭いが2回も漂ってきた。前に座っていた欧米人も嫌な顔をして車内を見回していた。おそらくトイレだと思う。
日本でもトイレでタバコを吸う人が普通にいる。自己管理のできないわがままな、レベルの低い人達である。タバコ臭い人は鉄道やバスの利用をやめていただきたい。
ホームから階段を上りコンコースに出たら綺麗にライトアップされた橋が見えた。
エアプサンは便利だし、韓国南部をまたゆっくりとまわりたい。