2018年1月3日水曜日

台湾 避寒の旅というほどでもないが<4日目>

飛行機は9時発。


ホテルは空港からタクシーで5分なので7時に予約した。


6時55分。客室のロッカーにジャンバーを入れたままを思い出す。鍵を受け取って慌てて部屋に戻る。


 


過去、台湾線のLCCは荷物の重量にハラハラしながらチェックインしていた。


今回は買い物してかさばることを想定して予約時に荷物料金を支払った。


が、こんな時に限って意外と重くない。ずっと列に並んだけど機内持ち込みで搭乗することにした。


 


日本人が多いのかわからないけど、出国も時間がかかり、プライオリティパスでラウンジに行く時間はなくなってしまった。


ホテルで朝食を食べなければラウンジに行くことはできたけど、ラウンジに行くために朝食を抜かすのもおかしな話なので。
 




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飛行機の旅は窓側に限る。


二度と同じ景色に巡り合うことのない刻々と移り変わる景色が素晴らしい。


 


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LCCのため機内食は別料金となるのが事前に発注しておいた。


事前予約だとパンケーキやクリップなどが付いてくるみたいや。


タイガーエアー台湾の機内食は台湾料理が売り。最後の最後まで台湾を満喫するのにオススメである。


 


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ふと外を見たら近い距離でANAとすれ違った。カメラを構えるうちに視界から消えてしまった。


そして今度は同じ方向に飛ぶ機体を発見!


これからは機内Wi-Fiも気軽に使えるようになってくると思う。


そうなるとフライトレーダー24を常時見ることができるので、窓の外を飛ぶ飛行機の写真も撮りやすくなるだろうなぁー。


 


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帰りの機体はRECAROシート。


できることなら飛行時間の長い行きに座りたかった。


 


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一方で喜べないことも。


この座席にはペットボトルを収納する場所が無い!


機内誌などはハードケースのポケットに格納されている。


LCCは持ち込み物の飲食は禁止されている一貫だろうか?


 


国際線は保安検査時に液体の持ち込みが制限されるため空の水筒を持参している。


そして保安検査後に給湯している。


これだと水筒が置けない。


今後の課題だなぁー、、、。




2018年1月2日火曜日

台湾 避寒の旅というほどでもないが<3日目>

朝は少しひんやりしているので長袖を着るが、午前中には半袖のTシャツ1枚。1月とは思えないギャップである。


 


台湾のガイドブックは大きく2種類。台湾のガイドブックと台北に特化したガイドブック。


ただ、台湾のガイドブックと行っても台北ばかり紹介されていることが多く、台北以外の地域について情報を入手することは難しい。


そんなとき、たまたま台南と高雄に特化したガイドブックを見つけて購入した。


 


台湾といえばマッサージである。ガイドブックに4店の紹介があった。


その一つに「Qi Shiseidou Salon and Sps」が掲載されており、オリエントリラックスは台湾限定と書かれていた。


そもそもスパは女性のイメージであり行ったことがない。


なので資生堂のスパで台湾限定メニューがあっても、何が違うのかよくわからない。


と言いつつもスパに初挑戦することにした。


 


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場所は夢時代。なので改めてLRTの前鎮之星駅へ向かう。


観覧車のある場所が夢時代である。


 


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そういえばLRTを上から見たことがなく跨線橋から撮影した。


けっこうゴツゴツしている。おそらく電池相当の電気二重層キャパシタが主だと思う。


 


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改めていると乗降ドアの位置が低い。


早く付きすぎたので駅でウロウロしていた。


 


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まだ時間あるけど夢時代に到着。


日本の百貨店に比べ遅くまで営業しているような気がする。


ショピングモールだから?
 
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敷地内にはゆとりがありミニ公園まである。日本は敷地いっぱい建屋か駐車場。カツカツでゆとりが全くない。


でも、かじり尽くされたリンゴ。昨日といいモニュメントの意図がよくわからない。だけど違和感もない。


 


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11時開店。開店と同時に店舗に入るとフレッシュ感がなんとも言い難い。


さて、今回は台北ナビから予約したのだが、予約時間は3つから選ぶことになる。


そして建屋は11時に開店だけど、予約も11時。これ日本式の考え方だと遅刻になってしまう。少し不安が頭をよぎる。


(なのでブログには書いていないが昨日、駅から店舗までの歩く道順の下見をしている)


 


今までスパを受けたことがなく、緊張しながら3Fの店舗へ向かった。


入口でスタッフに予約書を渡したら、あ~、はいはい!って感じでソファーに案内されて、お茶とおしぼりがでてきた。
 


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スパは女性のイメージであるが、男1人でもスッタフは何の違和感もなく受付開始。


日本語で書かれた質問用紙にレ点チェックを記載して施術室へ。


シャワーを浴びてちゃんとした作りの施術用パンツに着替えてバスローブを着る。


内線をコールしてから担当の方がお見えになり施術開始。


施術は受付の人と別だと思っていたら、受付にいた可愛い女の子でびっくり!


マッサージってかなり大変な仕事ゆえ。



今日の台湾限定メニューのオリエントリラックスコースは、リンパ経絡のマッサージ要素が強く、筋肉の疲れをほぐし、リラックスさせて、全身マッサージで代謝を促進されるとのこと。
肩こり、疲労改善、筋肉疲れ、頭痛、睡眠不足などの方にオススメらしい。
ちなみに店名のQiは「気」からだそうです。
 


大きなバスタオルで包まれ、アロマの香りが心地よい。


マッサージはちょうどよい押し加減でほぐされていく。たまに強さは大丈夫かと聞いてくるので強烈に痛いなどの心配不要。


日本語での日常会話はできないので何も言っていないが、肩、背中が傷んでいるのがわかったようで、特に丁寧に施術していただけた。


とても心地よく時間の流れがあっと言う間だった。


 


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もう1度軽くシャワーを浴びて休憩室へ。


甘さ控えめのぜんざいとお茶が出てきた。


帰りに名刺をいただけたので今度行くときも同じ人にお願いしたいと感じた。


そして、男性もお気軽にスパへ行こう!


 


今日は桃園空港まで行って泊である。


マッサージ後は食事を済ませて移動となる。


 


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自分の生活圏に大戸屋がオープンした。


その前はタイで何度か見かけたけど、海外も国内も一度も入ったことが無かった。


大戸屋は日本でも完全禁煙の店なのでとてもありがたい。


せっかくなので台湾の大戸屋に入ってみることにした。


 


“いらっしゃいませー”と日本語が。二言目からは中国語になるけど。


 


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タイでは、吉野家の牛すき鍋が通年メニューだったり、8番ラーメンにトムヤンクン味があったり。


台湾の大戸屋に台湾らしいメニューは気が付かなかったけど、日本にないメニューがある。


豚肉の味噌カツ煮。日本は鶏肉だけしかない。材料はすでにあるから日本でも容易に作れるのだが、、、。


 


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そして注文したのは豚肉と鶏肉の炭火焼き定食。


これは保温用の石が使われているので日本では無理かもしれないが、日本にも欲しいメニューである。


 


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10%のサービス料って。台湾にこんなのあったっけ?


ま、いいや。


それより隣の300元定食券がとっても気になったりする。


 


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ホテルまでスーツケースを取りに行く。


途中、店先にお供え物があって火が燃えている店がある。


全てでは無く一部の店舗だけ実施している。


 


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金箔の貼られた紙を燃やしていた。


一体なんの行事だろう?


 


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お供え物だけで火がない店もある。火のある店の方がかなり少ない。


店によってお供え物の規模も色々。


台湾は旧正月だし、正月と違う別の行事なのだろうか?


 


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あいかわらず贅沢にグリーン車利用である。


一応EX-ICを所有しているが、1年に1回も新幹線に乗らないことが普通。むしろ台湾の新幹線に乗ることのほうが多い。日本に住んでいるのに。


 


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とりあえず駅弁。


高鉄の駅弁は発売時刻が限定されているので台鉄で購入。


袋は有料で1元である。


 


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パッケージはプユマ列車。


 


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台湾は食べるものが美味しい。


 


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グリーン車利用なので茶菓子がいただける。


飲み物はお茶をリクエストしたのに水もついてきた。


 


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事実上、これで台湾の旅は終わりに。明日は帰国の移動だけなので。


被写体ブレが旅が終わる寂しさを表現か?


いや、この写真は2016年に買った富士フィルム製のコンパクトデジカメだが、2012年に買ったサムスン製のコンパクトデジカメの方が性能が優れている。


サムスンはカメラ事業から撤退したのが残念である。


ちゃんとした新しいカメラ欲しいなぁー、、、。




2018年1月1日月曜日

台湾 避寒の旅というほどでもないが<2日目>

新年あけましておめでとうございます。


このブログは今年もゆるゆるやっていきます。


 


さて、台湾時間23時過ぎに布団へ入り、眠りに入り始めて盛大な花火の音で目が覚める。


山手にあるテーマパーク(義大遊樂世界)というより、地下鉄で2駅ほど離れたショッピングモール(統一夢時代、ドリームモール)やろか?


カウントダウン花火を見に行くことも考えたが、大混雑の中で帰宅手段を確保できる自信もなくおとなしく寝ることにした。


 


日本ではお正月であるが、海外では月が変わる感覚で年も変わるだけ。年末独特のあの感覚もなく、年が明けても1日は普通の祝日で、2日からは平常である。


 


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今日は“五分車”に乗る。レール幅が標準軌(新幹線のレール幅)に比べて半分しかないので五分車。


乗り場は地下鉄の橋頭糖廠駅3番出口から徒歩1分。


もともとは製糖産業が盛んな時代に作られた軽便鉄道で、製糖関連の貨物を中心に運んでいたが、今では観光列車として台湾に幾つかの路線があるうちの1つである。


 


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終点は公園のなかにある花卉農園中心駅。約1.5kmの距離を10分程度かけて走る。


乗ることが目的なので折り返し11時発で戻る。


 


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ちゃんと切符もあって、乗るときに入鋏も行う。(丸い穴があく)


改札のおじさんは片言の日本語が話せるようで、帰りは11時だと教えていただけた。


 


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機関車が両端につながっており、瓦屋根の客車に乗る。


 


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運転台はこんな感じ。


 


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隣には台湾国有鉄道の線路があり、列車が駆け抜けていく。


 


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途中に踏切があったり、キロポストがあったりする。観光列車とは言えもともと本格的な鉄道だったので当たり前といえば当たり前か。


歩くよりは早いが自転車には抜かれそうな速度でのんびり走っていく。


 


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終点には蒸気機関車が展示されていた。


屋根がなく雨ざらしなので痛みが発生していたのが残念である。


 


折り返し、地下鉄の駅に戻ってきて、今度は駅を通り越して反対側へと5分ほど歩いて行く。


 


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台湾糖業博物館である。


昔の工場設備がそのまま博物館になっている。


 


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まるで今にも動き出すかのように車両が置かれている。


 


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一部は中に入ることも可能。


運転台からの眺め。


 


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広大なヤードを歩いていると鉄ヲタ的にはワクワクものである。


 


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車庫もある。


 


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線路が工場の方へ続いている。


 


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中に入れる感じである。


 


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ちょっとシュールな感じも。


 


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ここは鉄道だけでなく工場萌えの方にもオススメかもしれない。


工場内部の一部は自由に見学できる。防空壕もあって驚いた。


 


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工場を後にして、2017年9月に架線の無い路面電車、高雄ライトレールの第1期の区間が全通したので乗りに行く。


2015年10月、乗った場所に戻るだけのスタイルで4駅だけ開業した。このときに初めて乗ってから約2年の時が流れた。ようやくの完成である。


 


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地下鉄とLRTの接続駅はそれぞれ駅名が違う。良い面、悪い面あるなぁーと思いながら凱旋駅・前鎮之星駅へ向かった。


 


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2015年12月から4駅での乗降が可能となり、その後乗車できる区間が伸びても無料で乗車できた。


そして2017年9月に第1期区間が全区間開通しても無料だったが、2017年11月になって有料になった。


そのための案内板。


日本でやったらふざけるなとクレームがつきそうだが、高雄捷運のイメージキャラクタは萌キャラの“高捷少女”である。


YouTubeで色々でてくるので一部ご紹介。
 






 


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中央社フォーカス台湾のニュース記事によると、「冬の間、台湾の南西部にある高雄や屏東一帯では、北東から吹く季節風が中央山脈に遮られ、大気が拡散されにくくなる。中でも12月から2月の間は、大気汚染が最も深刻になる。」


とのこと。


よって、「市内を走るバスや高雄ライトレール(LRT)、高雄メトロ(MRT)は平日の午前6時半から午前8時半まで、午後4時半から午後6時半までの時間帯のみ、12月から来年2月までの3カ月間はICカードの利用で運賃が無料になる」とのこと。


すでに一卡通(iPass)を持っているのだが、話ネタにチケットを購入した。


 


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凱旋駅から前鎮之星駅に行くとホームには沢山の人。車内も満員。


いままで凱旋駅からバスでアクセスしていた夢時代にLRTで容易に行けるようになった。


夢時代駅の駅前は線路と並行して走る道路が通行止めになっていて、道路上に組まれているヤグラを解体していた。


やはり何か盛大なカウントダウンイベントがあったみたいや。


 


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LRT終点の哈瑪星(はません)駅。


ここは昔の打狗停車場(のちの高雄港駅)の操車場跡地で広大敷地は広大な公園になっている。


旧駅舎は旧打狗駅故事館として博物館になっていて、蒸気機関車などが展示されている。


2012年10月以来2度目であるが、まさか蒸気機関車の横を最新式のLRTが走るとは思いもしなかった。


 


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LRTはここのポイントを渡って転線して折り返し運転を行う。


第2期区間はこの先の線路が伸びていく。


高雄ライトレールの今後の発展が楽しみである。


 


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架線のない路面電車だが、駅には短距離の架線相当がある。


早朝、深夜の時間帯でお客さんの乗り降りがなくても充電による停車時間は必要となる。


車内はクーラーも入っているので、駅間の交差点で長く止まると少しハラハラしてしまう。大丈夫な設計のはずだが。


 


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帰りはIC乗車券をタッチした。


運賃は0元の表示。


 


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なんかよくわからないモニュメント。なんとく撮影した。


高雄の街は知れば知るほど楽しくなる街のような気がする。




ベスト・ヒット・オーケストラ!

(会場配布のパンフレットより) 今月5回目の宗次ホール。 過去、1ヵ月に5回も宗次ホールへ行くことは無かった。 4回連続、名フィルに所属している演奏家の方だったが、今日は個人の演奏家。 名フィルも応援すべき演奏家であるが、一番応援したいのは個人で活動されている演奏家の方である。 ...