台湾の鉄道は環状線になっている。
途中で台湾高速鉄道を利用すれば1日で、在来線だけなら2日で一周できる。
環状線と言っても、山手線のように1度電車に乗れば自動的に乗車駅に戻ってくることは不可能。南部の一部地域は電化されておらず、ディーゼルカーへの乗り換えが必要となる。
そんな南部も電化工事が行われており、カーブでも高速走行可能な「普悠瑪号」、「太魯閣号」が駆け抜ける日も近いと思われる。
(台北発、台北行の電車が走ることは無いと思うが、、、)
そこで気になるのが1日1往復だけ細々と走っている「普快車」である。
日本だと普通列車は1種類しかないが、台湾の普通列車は2種類ある。
「区間車」と「普快車」。
違いは冷房の有無。
「区間車」・・・冷房あり
「普快車」・・・冷房無し
台湾は年中エアコンが必要な国。そんな国の、しかも熱い南部で冷房の無い「普快車」が残っている。
2016年8月に1度乗っているが、もう1度乗ってみたく、台湾へ行くことにした。
台湾ではクーラーがあるお店は入り口に「冷気開放」と書かれている場合がある。
今日の飛行機は、と言うより、今日もチャイナエアラインである。
今回の旅程で111回目のフライトログとなり、34回目のチャイナエアランとなる。
ダントツ1位の利用実績で、第2位がタイ航空の12回となる。
ちなみに日系会社は総合計で19回。
ダイヤと値段バランスの良いチャイナエアラインにどうしても流れてしまう。
国際線は一般的に出発時刻の2時間前と言われているが、鉄道の人身事故が多発しており3時間前としている。
展望デッキに行けばまだ機体は沖に止まっていた。
チケットを購入したのは9月17日。出発日は9月28日。
平凡なサラリーマンが出張ではなく、休暇を取得して10日前に海外へ行くことを決めるって、、、。
そんな直前だとチケットが高いのでは?
諸経費込み往復で約3万6千円。
旅行会社の価格では約3万8千円だったが、直販サイトだと2千円下がった。
そういえばJALは調べてないなぁー。たまに外資より日系が安い場合もある。まぁーいいや。
購入したチケットのキャンセル手数料は4万円だった。キャンセルすると更に4千円徴収されるのだろうか・・・?
地上スタッフに見送られて出発。
地上から見えていないかもしれないが手を振り返す。
今回、隣は空席だったけど、隣の人は手を振り返すオッサンを見てどう思っているのだろうか・・・?
いつもの機内食撮影。
2種類の中から1つ選ぶ必要がある。
たまに両方のメニューが食べたくなるときも。悩ましい。
座席は揺れが少ないと思われる主翼のあたりを無事ゲット!
今回は台湾でラッキーナンバーとなる8番の座席を選んだのでやや前側になった。
お金持ちが現れて、ビジネスクラスと交換してくれ。なんて言われないかなぁー。
と、馬鹿げた夢破れて、雲海の上を台湾に向かって飛んでいく。
いつもご面倒をおかけしているフライトログブク。機長からサインをいただいている。
依頼された方の対応はマチマチでるが、あ~と笑って受けの良いことが多い。
3時間以下のフライトはサインをお願いするタイミングが難しい。
離陸後のベルトサインが消えたら機内食、免税品と続く。
このあたりは多忙なので無理。でも、ここで残り1時間。
免税品後、たぶん着陸前にクルーが一息つく時間帯だと思われる。
ここでお願いするのも申し訳なくて、、、。
なので免税品販売と重ねる絶妙なタイミングを狙うようにしている。
今回は凝った内容で返ってきた。
ページをめくればチャイナエアが多いから、喜んでいただけたかなぁー?
今回は常客証が入手できている。
出入国審査だけ優先ゲートが使える。
預け荷物無しなので絶大なパワーとなる。
飛行機がスポットに到着したのが手元の時計で12時02分。
降りるのはビジネスクラスが先。
そして大きな桃園空港。
MRT乗り場は地下。
でも到着から1時間後には台湾高速鉄道の車内。
常客証に感謝である。
列車運行図表があると先発が先着か、後発が先着か一目瞭然!
時刻表は時刻表の良さもあるが、できれば勘弁願いたい。
列車運行図表も発売してほしいものである。
今回はGPSロガーも携帯。
あっ、そうそう。
台湾高速鉄道は商務廂。日本で言うグリーン車である。
日本では高くて乗れないけど、台湾では贅沢していつもグリーン利用である。
お菓子と飲み物がタダ。日本では考えられないサービスである。
そして、お姉さんの笑顔がとても癒やされる。
左営に到着。
まず台湾国鉄の窓口でネット予約しておいた切符を受け取る。
日本は出発地から目的地までの切符で、乗車券をベースに特急券を追加する。
台湾は普通列車と特急列車は個別計算。
そのため、明日の普通列車の切符も購入。
事前に申込用紙を作っておいたが時刻を聞いてくる。
全席自由なんだけどと思いつつ、
これを見せて無事に発券。
切符を受け取った時に喜んでしまったら、駅員さんもニコ!
いいなぁー。この瞬間。
今度は地下鉄の左営駅に移動。
IC乗車券は100元ほど残っている。
とりあえず100元チャージしておこう。
1000元紙幣は不便だからチャージでお釣りを。
何年か前に失敗している。
今度こそと思いながら、また失敗した。。。
地下鉄の初乗りは20元程度。
路面電車は1乗車10元。
残高1100元。はぁー、、、。
美麗島駅の光之穹頂はいつ見ても素晴らしい!
なんとなく台北より高雄に行くことの方が多いような気がする。
ホテルは三多商圏駅から徒歩10分。
遠いなぁーと思いながら何故かいつも泊まっている。
が、さすがに10日前。取れなかった。
なので今回は市議会駅から徒歩5分程度のホテルを予約した。
美麗島駅からだと遠くなるが、六合夜市を通ってホテルに帰れば、夜市を抜けてから徒歩5分程度。
立地はかなり良い。
高雄捷運は萌キャラがある。
実写版2件とアニメ版1件をご紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=ZcMfWAKIo1o
https://www.youtube.com/watch?v=YB_R7OYO5rE
https://www.youtube.com/watch?v=Rj1M7uDX4J4
ホテルにチェックインして、まだ明るいけど自強夜市に向かった。
帰りにパイナップルケーキを買いたいから。
ここの夜市はバイクで乗り付けてテイクアウトが主流。
駅から遠いけど、ここの炒飯は量も多く美味しい。
呷百二。
ネットで調べたお店。
試食もあって気に入った味を購入。
ICカードの残高が大量に余っているから、乗る予定になかった路面電車に乗り、遠回りしてホテルへ戻ることにした。
1000元に対して10元は誤差だけど、、、。
前鎮之星駅。
2015年のプレ開業時代からお世話になっている駅。
夜に来たのは初めてである。
哈瑪星駅に到着。
ここも夜に来たのは初めて。
ここの駅はSLが保存展示されているが、夜なので撮影はあきらめた。
ホテルへ戻る前にパイナップルケーキの店をはしご。
高雄不二家。
日本の不二家と無関係。
他店の商品を持っていたせいかお店の人は不機嫌。試食もなかった。
帰国してからの食べ比べが楽しみである。
六合夜市。
今度は夜なので夜市らしい雰囲気である。
最初、麺類を食べようかなぁーと思っていたが、お茶とフルーツを買ってホテルに戻った。
お茶は家にも沢山あるけど、台湾のお茶は美味しいから見ると買ってしまう。
毎日のフルーツは台湾旅行中でも欠かさず食べる!
せっかく涼しくなりかけた日本なのに、台湾に行って肌にまとわりつく湿度に季節が逆戻り。
明日は今回のメインイベントとなる不快な旅である。
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