2019年1月3日木曜日

浮かれるな!と釘を刺されたミャンマーの旅 <5日目>

事実上、今日はミャンマーの最終日。になって市内観光である。


前回は市内観光を行っておらず、今回も予約依頼が遅かったので旅行初日の予約が取れず最終日となってしまった。


行き先について特に予習は行っておらず旅行会社さんに全ておまかせである。


 


余談であるが、旅行会社と書いたけど実際は商社。昨日も今日もミャンマーの旅行会社に仲介を行っているだけの旅行会社である。


ってことは中間マージンが無くなる直接取引すればいいじゃん!


いやいや、そうは問屋がおろさない。


ミャンマーに限らず、直接取引できる旅行会社と、個人とは取引しない旅行会社がある。


また、個人が直接取引できても、申込み、支払い、キャンセルなど色々と手間がかかるものである。なので商社を通すほうが楽である。


 


今日は昨日と違う旅行会社に発注している。なので今日のガイドさんは旅行会社から事前にガイドさんとドライバーさんの案内が届く。


女性がお見えになることは把握できていた。ただ、年齢は記載されていないし、写真が届くわけでもない。ロビーに行くまで詳細不明である。


 


8時にロビーへ行く。


はっ!また若い女性にビックリ!


前回はオジサンだったし、他のツアーでも女性ガイドは若くない女性ばかりだった。


2日続けて20代の若い女性ガイドさんと旅!


ミャンマー最高!


 


でも、いったいこれはどういうことだ?


何かのご褒美?いや、ご褒美がもらえるような成果は出していない。


誰か俺を罠に落とし入れようと?いや、他人に追い抜かされたいと思われるような地位にいない。万年平社員や。


 


あっ!2019年1月1日から足に釘を刺されている。


このことを暗示?


納得できないなぁー、、、。


 


ちなみに催行会社は昨日と同じ会社でした。


 


まずシュエダゴン・パヤーに。


 


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前回お参りしていないことがバチ当たりとなるぐらいの聖地である。 


残念ながら5年に1度行われる金箔の張替え工事が行われており仏塔は足場で覆われている。。。


 


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境内のどこへ行っても必ずお参りしている方が見える。


日本の仏教徒は普段の生活で宗教を意識することは皆無であるが、ミャンマーではお参りは欠かせないものである。


 


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翡翠でできた仏像にビックリ!


 


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立派な菩提樹。


 


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ミャンマーでは曜日が8種類ある。


水曜日が午前と午後に分かれるから。


曜日ごとにお参りすることになるので、事前に生まれた曜日を調べておくと良い。


八曜日はタイでも同様に使われている。


 


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仏塔の頂上には76カラットのダイヤが!


博物館に入れば綺麗な写真が撮れたかもしれないが、式典をやっていた関係で閉鎖されていた。


 


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金箔の張替えで仏塔の美しい姿を見ることはできなかったけど、金箔を寄付する撮影が行われていた。


金箔は横のゴンドラに乗せて仏塔まで運ぶとのこと。


金箔は100万チャットするのでかなりの金額。寄付を行うことは徳を積むことになるのでミャンマー人にとって高いとか安いという概念は無いと思われる。


足場は残念だったけど、博物館も残念だったけど、逆に普段見ることのできないものを見ることができて良かったと思う。


これは寄付をして徳を積めというお告げと悟った。


 


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次はチャウッターヂー・パヤーに。


こちらでも熱心にお参りする人。くつろいでいる人。


お参りが日常に溶け込んでいることを実感する。


 


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ただ、こちらも足場が組まれているのが残念である。


 


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裏にも沢山の仏像があり、熱心にお参りしている方も。


治安が良くて、他人思いなのは敬虔な仏教徒が多いからである。


 


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こちらも金箔を運ぶゴンドラがあった。


自分もそれなりの金額が寄付できるような人間になりたい。


 


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すぐ近くにあるガタッジー・パヤーに。


落ち着いた感じでオススメ。


ガイドさんもお参りされていました。素晴らしい!


ブータンでもガイドさんがお参りすることがあり、事実上無宗教なのは日本だけ?


 


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次はカバエー・パヤーに。


天井まで金ピカに圧倒!


緑の木々と金のコントラストがとても鮮やかである。


 


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すぐ近くにある聖洞窟へ。


 


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ここではお坊さんになるための試験が行われていた。


ただ行ったときは休憩中のため無人。


 


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お経は約30冊暗記しなければならないらしい。


しかも文字は旧字体。


お坊さんが崇拝されるのもうなずける。


 


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今朝も朝ご飯は無しにした。昼も油っこいものを避けるリクエスト。


有名な麺料理屋さんを案内していただけた。


めちゃウマ。


お腹の不調が悔やまれる。


 


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買いたい物がほとんど買えており観光メインになると思っていたが、ふとタナカ石鹸を思い出す。


外国人観光客向けと異なるタナカ石鹸があったような、、、。


イメージと異なるけどかろうじて1件出てきた。


ガイドさんに見せて探すことに。


外国人がよく行く場所やショッピングモールで見つからない。


更に検索を続けて売ってそうな店を発見!


ドライバーさんにお願いしてお店へ。


 


ガイドさんが言うには、最近は海外メーカーの化粧品を使う人も増えてきて、タナカを使う人が減ってきていると。


タナカはミャンマーの伝統文化。減っていくのはとても残念である。


 


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この写真は前回の撮影だが、車販のお姉さんが顔に塗っているのがタナカ。


タナカという木から作られる。そのため店にはタナカの木が普通に売られている。


ミャンマー人は肌が綺麗である。


やはり天然の木から作られていることが最大の理由と思われる。


タナカ文化は未来に残すべき大切な文化である。


 


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パンソダン埠頭からヤンゴン川を渡る船に乗ることになった。


この航路は日本の支援を受けたお礼として日本人だけ無料になる。


外国人専用の切符売り場の乗船名簿に名前を記載するときにパスポートを見せれば良い。


 


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以前、タイのMRTでも川を渡ると景色がガラリと変わることを経験している。


ヤンゴン川も同様である。


 


ここでは他の日本人ツアーの方と混ざることになった。


途中、お互いのガイドさんが交換して話が盛り上がる場面も。


ミャンマーにもSLが走っていたり、マッチ箱みたいな車両のディーゼルカーがあるなど新しい情報を入手。


また、近くで乗り合わせた17歳のミャンマー人男性は眼鏡屋を経営してると。


日本では考えらられない年齢なのにビジネスで成功している。


ぬるま湯の自分はいったい。。。


 


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渡し船で一緒になった方は写真が好きな方で、バガン、インレー湖などミャンマーの要所を確実に押さえていた。


以前、ミャンマーに行ったのにバガンに行ってないのは、ミャンマーに行ったことにならないと日本人に言われたことがある。


自分は鉄道ベースなのでメインとして行くことは難しいが順次行ってみたいと思う。


船を降りてお互いに分かれ、我々はマハバン・ドゥーラ公園へと向かった。


が、1月4日の独立記念日の式典会場となており中に入ることができなかった。


とても中途半端な時に来てしまった。


昨日だったら入れたかもしれない。いや、明日だったらミャンマーの独立を一緒にお祝いできたかもしれない。


旅は難しい。


 


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本日最後の観光地となるスーレー・パヤーに到着。


ヤンゴンの街はスーレー・パヤーを中心に構成されている。


 


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美しい黄金の光が降り注ぐ国。


 


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中に入ってお参りもできるブースもあった。


自分も。


いや、やめておこう。欲望がありすぎるから。108個では足りないくらい、、、。


 


当初100ドル使うのは難しと思っていたが、結局お金が足りなくなってきた。


ショッピングモールでお金を下ろせばいいので、ホテル解散でなくショッピングモール解散を申し出た。


そしたらATMに同行してホテルに向かいますと。


昨日もだが、きちんとホテルまで戻るのが基本のようだ。


ガイドさん、ドライバーさんは自分の手足ではない。ミャンマーを観光するにあたり大切なパートナー。


出金してホテルに戻るレベルまで拘束するのも気がひけるのでショッピングモール解散にしていただいた。


 


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当初、夜ご飯はスーパーで果物を買ってホテルに戻る予定だったが、食欲も出てきているので恐る恐る食べてみることにした。


具材は選べる。エビにしたいが英語がわからない。スマホで訳すがメニューと同じ英語が出ない。


両手をチョキチョキする。微妙に通じたような、、、?


店員さんがそのうちメニューをパラパラめくり大きなエビの写真を見せてきた。


これこれ!


 


日本語ができないけど英語が堪能な可愛い女の子と友達になれたら英会話ができるようになるはず。


ただ、女の子側にメリットがなければ友達にはなれない。


英会話ができるようになりたい。


 


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ミャンマーのレシート。前回はどうだったか覚えていない。


5%税額がシールになっている。


店により線が引かれているものもある。再利用防止?


 


ふと、仏塔の入場料を思い出す。


有料の所と無料の所があった。


無料の所は寄付をしなくては、、、。


有料のところでもミャンマー人は無料の気配。ガイドさんは払っていなかった。


ミャンマー人は寄付を行う文化なので入場料はいらないのである。


外国人が多く訪れる所は入場料を徴収する。外国人が多く来ない所は?


しまった!!!


今度から気をつけよう。




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