2018年8月11日土曜日

悲しい事件のあった大邱を訪ねて <1日目 その2>

大邱地下鐵火災慘事と韓国では呼ばれている。
 


事件のあった中央路駅。ホームは明るく当時を感じるものは何一つない。平凡な日常が流れており、とても大惨事があったとは思えない空間である。(ホームは人が多すぎて写真無し)


中央路駅の3番、4番出口側に当時の状態が保存されている。賛否あるだろうが、事実を真摯に受け止め正しく未来に伝えることはとても重要だと思う。


 


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壁に書かれているのは亡くなった方の名前と年齢だろうか?


 


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オレンジ色の壁の反対側には、熱で溶けたり、煤にまみれた当時のものがそのまま展示保存されている。


 


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中にも亡くなった方の名前と年齢だろうか?


 


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ここの内部は意外と人通りがある。日本だと誰も通らず廃れていくと思われる。何を見て何を思い通るのだろうか?


 


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1枚目の写真の左側にある白い柱の中には遺品が保存されている。


やりきれない気持ちである。


 


もし同じようなことが日本で起きていたら192名の命は守れているだろうか?


個人的には変わらないような気がする。


非常コックの存在を知っている人はいるだろうか?いざとなったら本当にドアは開くのだろうか?職員は冷静に対応できるだろうか?


 


また、この事件では隠蔽や証拠隠滅も行われたらしい。


これも日本だって普通に行われている。最近あらゆる業界で不正がマスコミネタにされている。


公になっていないが、地元の鉄道会社でも時間雨量50mmで運転抑止だが、100mmの雨が降る中営業列車を走らせた事実がある。


また、線路の長さが8両分しかない行き止まり終点駅で、すでに車両の止まっている線路に合計10両編成となってしまう列車を進入させておきながら、報告義務のある30分以上の遅延を発生させながら、もみ消されている。


と、利用者の知らないところで、色々あるのはザラである。


 


韓国や台湾の新幹線は窓ガラスを割って脱出できるようにハンマーが装備されている。


台湾のバスは天井にも非常口が装備されている。


 


日本でも昔は考えられないような事故や事件が起きている。


日本ではありえないから不要と考えるのでなく、海外の事例についても研究を行い、今一度ちゃんと見直すべきだと強く感じた。






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