今日は環状線に乗るためヤンゴン中央駅へと向かう。
立派で趣のある駅舎である。
ミャンマーにはJRの中古車両が多く渡っている。
とりあえずJR東海、思い出の写真集を。
尾鷲の文字がそのまま。
松坂-鳥羽。
「私は日本にいました。これが証拠写真です。」
西村京太郎の小説が書けるか?
方向幕がミャンマー語に変わっている車両もあった。
ホームは全く嵩上げされておらず乗降は大変である。
運賃表も日本のまま。
内装も変わらず。
ランプが付いたら・・・と書いてあるけど、
走行中でも前面、側面ともに全開!
そんななかミャンマーオリジナルの注記も。
切符はホームで購入。
一周約3時間ほどらしいが、日本円にして約20円である。
発車時刻まで椅子に腰掛けて風景を眺めていた。
ふと、正規の客を連れている日本語ガイドに声をかけられた。
「環状線はあちらの列車です。」「切符はお持ちですか?」「乗車時は足元に気をつけてください。」など。
いよいよ旅の始まり!
日本では廃れた車内販売が健在!
鶉の卵のゆで卵、アイスクリームっぽいもの、果物っぽいもの、色々な売り子さんが乗ってくる。
今回はまずダニンゴン駅で途中下車。
約1時間半ほどの乗車。
車内放送など無い。
路線図を予め印刷しておき、1駅停車ごとに駅に印を入れていく。
電車が止まるか止まらないか。
外から荷物が投げ込まれる!
この風景、日本でも田舎の高校生がやってる。
なんか安心感を感じた。
切符を記念に持ち帰りたい。
改札でどう交渉するか?
JAPAN、Memorial、TAKE OUTなど言えば大丈夫か?
この駅は全部で4番線まである。
写真の左上2線と右側がヤンゴンに向かう環状線。左下2線がミャンマーの北部へ向かう路線。
上から順番に1番線、2番線で最下段が4番線。
複線運転で左側通行。
信号制御盤は帰る頃に見たもので、ダニンゴン駅に降りた直後、この駅は1番線と2番線だけ使用と判断。
こりゃ3番線に列車が来るなんてありえない。少なくとも昼間は。テントが邪魔。
こりゃ3番線に列車が来るなんてありえない。少なくとも昼間は。テントが邪魔。
けたたましい警笛を鳴らしながら4番線に列車が到着!!!
日本だと警察沙汰になりそうな至近距離にお店があり人が歩く。
とても活気のある市場である。
日本でも観光化していない市場に行けばスケールは大きいかもしれない。
海外では本当に人々の生活に直結した市場ゆえスケールの偉大さを感じる。
さて、環状線の残り半分に乗るため切符を買いに行ったら運休に!!!
次の列車まで35度くらいある所で1時間以上も待たねばならない。
諦めて同じルートを辿って帰ることにした。
(そのおかげでJR東海のディーゼルカーに乗ることができた)
ミャンマーでは日本円の両替が厳しい。
米ドルの高額紙幣のピン札が必要。
50ドルもあれば十分だが、お金が足りなくて困ると面倒だから100ドル両替した。
とりあえずボーヂョーアウンサン・マーケットに。
喉も乾いていたのでオレンジジュースを注文。約100円だった。
ドリアンもジュースになるのだろうか?
マーケットは日本語の客引きが何人かいた。
海外で日本語を使って近づいてくる人に良い人はいない。
面倒だから「Looking & Walking」とか言っといた。
そしたら「見るだけタダ。タダより高いものはないねぇー。」
シカトした態度を取っていたけど、笑いそうになってしまった。
何となく買ったカバン。総額約700円。
なぜかタイ製。7個約1000円。
チャットを消費するべく購入。高いのか安いのか不明。
明日は午前の飛行機なので、今夜は空港近くのホテルに移動。
渋滞が読めず朝早く起きるのが大変だから。
たった2日間やったけど、流れる景色に寂しさを感じながらヤンゴンの街から離れた。
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