2020年2月7日金曜日

タイに行ったのは手段の旅 第2段 <1日目>

通常、旅行というものは目的地が先に決まり、手段が後から決まると思う。
今回、久しぶりに目的地が手段となる旅が発生した。

詳しいことは知らないけど、マイル修行とか言う趣味があって、我武者羅に飛行機を乗りまくる人がいるらしい。
航空会社のエリート会員になると快適な空の旅が保証されることが目的みたいや。
その人達もおそらく旅先は目的地ではなく手段になっていると思う。

自分の場合、意識的にマイルは貯めていない。
どこのマイルを貯めてますか?とたまに聞かれるけど、、、。
前回の目的と手段を取り違えた旅は2017年のタイ。
目的はオール2階建てのA380に乗ること。
手段はタイに行く。

東京や大阪ではA380が定期就航しているが名古屋の定期就航は無い。
A380に乗りたかったら東京か大阪に行けばいいだけ。珍しい機体ではない。
ただ、東京や大阪に移動するのが面倒だから乗ってない。
そんなとき、タイ航空が1ヶ月限定で名古屋へ飛ばすことになった。
じゃー、という事でタイへ行くことにした。

タイに行ったのは手段の旅

2019年、タイにあるLCCがほぼ同じタイミングで2社も名古屋に就航。
タイエアアジアX
タイライオンエア

1度乗ってみよう。と思いつつタイミングが取れなかった。
2020年になってやっと実現した。
LCCは片道発券が可能なので往路と復路で会社を分けて乗ることにした。
フルサービスキャリアでも片道発券できるが往復の値段より更に高くなったりする。
目的地が手段の旅はもう無いだろうと思っていた。
今後も忘れた頃に発生するのだろうか・・・?


冬の名鉄電車は寒い。
電車に乗った瞬間ぜんぜん暖かくない車内。椅子に座るとひんやり。
そしてクーラーが入るときもある。
天井からファンの音がして冷たい風が延々と降り注ぐ。
足元は底冷え。
毎年、駅に抗議しているが改善されない。
おそらく少数意見としてゴミ箱にポイ。であろう。
そんな空調システム、設計者の頭おかしい。
改善しない組織も腐っている。

ちなみに駅の事務室はポカポカな所が多い。
(複数の駅で抗議している)
人によっては上着を脱いでワイシャツ1枚になっている。
車内は天井から冷風が吹き下ろして冷え冷え。
事務室はワイシャツ1枚で仕事するぐらいポカポカ。
名鉄は社員にホワイト、客にはブラックな会社である。

という事で空港に到着するまで約40分間、冷やされた車内で過ごすことになった。

温かいものを食べて、少し回復。
名鉄系のセントレアホテルで故意に客へ損害を与える不適切な対応を受けてから、セントレアホテルでの朝食ブッフェを無しにした。
最近ここで食べる牛肉きしめんが定番になりつつあるなぁー。もう少し食事の内容をグレードアップしたいと思いながら、、、。

この後、名鉄の素晴らしい空調システムが尾を引くことになることは予想できなかった。


タイエアアジアXは預け荷物なしでインターネットチェックインをしていても、チェックインカウンターに行く必要がある。
タイエアアジアXはLCCだけどターミナル1になる。よって出国後もラウンジの利用が可能であるが、チェックインを済ませてから一旦カード会社のラウンジへ行くことにした。



ほどほどのタイミングで出国。再度ラウンジへ。
が、プライオリティ・パスは入場不可。
年3回ある長期休暇シーズンにおいて毎度の光景だが今日も!
金曜、月曜と休めば5連休だからか?
KALラウンジがギリギリ制限かける直前で入ることができた。
日本でプライオリティ・パスを持っている人のほぼ100%が楽天カードなのでは?
恐るべし。楽天カード。


往路はタイエアアジアXに乗る。
ドンムアン空港は19年ぶり。まだスワンナプーム空港が無かった時代である。なので今回の旅は事実上、初めてみたいなものである。

そして直行便でタイに行くのもかなり久しぶり。
記録を調べたら2017年8月が直行便の最終搭乗。
その後タイには5回の入国実績があるけど全て乗り換えている。



LCCの基本は機内食無し。
であるが事前、当日、とも購入は可能。
今回は話しネタとして事前予約した。事前予約だと水もついてくる。
値段の割に小さい。
6時間程度のフライトなので出発前に食べておけば無理に機内で食べる必要はないと思う。


機内環境はやや最悪だった。
LCCだからというより客層の問題。
真後ろで小さい子供がずっと雄叫び。
1時間は確実に続いていたと思われる。
日本なら親にクレームが入るけど、海外では無関心みたいである。
ま、静かにしろと言ったところでコミュニケーションが成立しない小さい子供。
静かにしろという方がうるさかったりする。
なので、クレームもなければ静かにしなさいと子供をしかる親の声も無かった。

静かになったかと思えば遊び始める。
隣は80代の婆さん2人旅。子どもたちは婆さんを巻き込み始める。
婆さんは退屈しのぎにこれ幸いと、子供と一緒になって折り紙を作り始める。

外国人と比べ、日本人は知らない他人と交わることは少ない。
でも、退屈な機内環境は別のようだ。

今回、往路は預け荷物無しで7kgの制限あり。
一眼レフカメラを持っていくためパソコンは搭載できなかった。
なので機内で時間つぶしをする物は更に搭載できない。

そんなこんなでドンムアンに到着。
体に嫌な気配がある。
少しほてり感がある。
到着の1時間ほど前から。
機内は寒いわけではないが、温かいと言える状況でもない。かと言って毛布やひざ掛けの必要性は感じない。
今朝の名鉄による車内冷房に起因していると推定。
今は中国の武漢を震源とする新型肺炎が世界的に懸念されている。

サーモカメラの前を通る。
通常は人がバラバラになって通り過ぎることが多い。
なんと!今回は1列にならないと通れない狭い通路になっている。
そして自分がカメラの前を通過したとき係官が叫ぶ。
カメラの通過後、別の係官に呼ばれた。
やべっ!

2次検査。体温測定。
行って良し!
ほっ。

真冬に天井から冷風がじゃんじゃん降り注ぐ名鉄の空調システム。
まともに話をしても話にならない人達。
どうしたら頭のおかしい設計思想を改善させることができるのだろうか?
日本の周辺で全く話にならない国が複数あると思う。
そんな人達と名鉄は同じレベルである。

そういや走行中に車掌室の窓を開けている乗務員がいたことを思い出す。
もしかしたら乗務員室も駅同様に常夏なのかもしれない。
真冬にワイシャツ1枚で仕事ができる事務室だから、乗務員室も同様な空調システムであることは容易に予測できる。


ドンムアン空港はLCC専用空港だけどラウンジがある。
セントレアのLCC専用の第2ターミナルにラウンジは無い。
やはり世界中から人が集まるタイはLCC専用空港といえども、おもてなし抜群である。



で、このラウンジは非制限エリアにある。
なので夜ご飯とした。
味付けがわからないので少量しかとってない。
やはり辛いものもあった。
もう1度、他で食べるか悩むところである。


通常、ドンムアン空港から市内へはバスかタクシーで移動する。
極稀にタイ国鉄を利用する人がいる。
バンコク駅まで20バーツ。
バスと値段は変わらない。
ただし所要時間が1時間かかる。バスの倍ぐらいか?
帰りはバスにしてみよう。




列車は遅れることもなく到着。
地下鉄、BTSと乗り換えホテルにチェックイン。
部屋に到着したのは19時半ぐらいだった。

いつもながら1人では広すぎるベッド。
海外では珍しいバスタブ付きの部屋。
そして何故かコンドーム。タイのホテルで初めて見た。台湾だと1袋だけ置いてある所もあるが、、、。
ナナ周辺のホテルに泊まったときでも置いてない。
ホテルそのものもラブホでは無いと思うのだが、、、。


ドンムアン駅で気象を確認したら33度。
今朝の名古屋の最低気温は氷点下だった。
さて、体は柔軟に対応できるだろうか、、、?

夜中、お腹が減ってきた。苦しい。
もう1度食べておけば良かった、、、。

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