2019年8月3日土曜日

石崎奉燈祭(いっさきほうとうまつり) 2019

【概要】
和倉温泉駅に置いてあった、石崎奉燈祭奉賛会発行のパンフレットより要約。

毎年8月第1土曜日に開催される祭り。
昔、石崎八幡神社の納涼祭(お涼み)で、京都祇園祭の流れを汲んだ山車が繰り出されていたが、度重なる大火で余儀なく中断。
1889年(明治22年)に街の復興が整い始め、網すき(網大工)の口添えで古いキリコを移入して再興。
大漁祈願、五穀豊穣はもとより、火を恐れ鎮める神事としたことから奉燈と呼び、1995年(平成7年)までは京都祇園社の例祭日である旧暦6月15日に行われていた。

奉燈の仕様
・重さ 約2t
・胴幅 約2.5m
・高さ 13~15m
・長さ 約9m(担ぎ棒)
・担ぎ手 約100人


駅から会場へ。
奉燈の頭が飛び出ている。


逆光で撮ってみた。


てっぺんの様子


終点に到着して折返しの休憩中。
直列並びの状態。


奉燈を通すため道路標識は横向き。


担ぎ手の方々。


お囃子の方々。

とりあえず動画を。(この後も含め動画は全てデジカメ撮影)
威勢の良い掛け声から始まり、担いで練り歩くシーンを収録。
途中、動きが悪くなるが、持ち越して再び練り歩く。



若い女性の見物人も多い。
彼氏の応援かもしれないが、これをこなせたらもてまっせ!
動画でもどうぞ!


これは動画のキャプチャー。

昼の部もがまもなく終了。
もう1度、別チームの動画をどうぞ!


子供の頃は屋台がもっと沢山並んでいたような気がする。
少子化の影響か?


当然、漁師町ゆえ海もすぐ近くにある。
そういや子供の頃、太鼓の人は上半身裸で豪華な入れ墨が入っていたような、、、。
時代の移り変わりで今はダメなのかも。

(石崎奉燈祭奉賛会発行のパンフレットより)

練り歩く奉燈は全部で6基。
西二区と東四区が西へ、東三区と東二区が東に向かう。
終点まで行ったら折返し堂前に集結して昼の部が終了。


奉燈は片面がイラスト。


片面が文字である。
夜の部は20時から。
 
ちなみに文字には色々な思いが込められている。パンフレットから丸写しだが、、、。
東一区:魚満浦(ぎょまんのうら)・・・魚が浦に満ちる
東二区:満年楽(まんねんらく)・・・満年 楽あり
東三区:志欲静(しよくせい)・・・志静ならんと欲す
東四区:智仁勇(ちじんゆう)・・・智 仁 勇
西一区:襲銀峰(おそうぎんりん)・・・銀峰(魚)を襲う
西二区:満祥雲(まんしょううん)・・・祥雲が満ちる

満年楽、ええなぁー。

夜の部。
少し早めに会場に行くと、お囃子が鳴って気分が盛り上がる。


過去に死亡事故が起きた。
観光客が地元の人からの忠告を無視して危険な場所から見学を継続していて奉燈と建物の間に挟まれた。
特に夜は警察も出動して規制線がはられ遠くからの鑑賞になった。




ときより紙吹雪が舞う。
写真では綺麗に見えないが、実際はきらびやかである。
(翌朝には紙が散らばっていない)


6基とも西に向かい、終点で休憩。
折返し6基とも東に向かい、終点で休憩。
そして再び6基が堂前に集結して乱舞。
ここが祭りのクライマックス!



夜の並びも美しく、奉燈はそれぞれの格納庫に向かい祭りが終わる。

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