今日は台湾で1往復だけとなった旧型客車に乗る。
ダイヤ改正の情報が入るたびにヒヤヒヤしている。詳しい情報は入手できていない。どうか無事に存在していますように・・・。
ホテルの食堂で撮影。間違ってはいないが、、、。
こんな日本語をどこから覚えたのだろうか?調理師さんが訳したのだろうか?
ホテルの近くに三越がある。
三越といえばライオンのイメージだが高雄は獅子になっていた。
旧型客車は枋寮駅~台東駅の間を走行している。
まず高雄駅から特急に乗って枋寮駅へと向かう。
高雄駅構内に紙製品のお店があり、大きなSLの紙細工が展示してあった。
台湾の駅名板は隣駅までの距離が記載されているが、高雄駅の駅名板は記載がない。
高雄駅は地下化工事の真っ最中である。地下化されたらどうなるか?
流線型の電車が到着。これで枋寮と言いたいが、こいつは800系と呼ばれる通勤電車である。
台湾は自転車が好きな国民でもあり、800系のロゴマークにセンスよく自転車が描かれている。
800系電車は発注時に円安と重なり予算の余った時があり、追加発注されたエピソードがある。
こんな柔軟な対応は日本人だと無理だろうなぁー。
自分が乗る特急電車はこれ。ディーゼルカーである。
普段、電車ばかり乗っているので、ディーゼルカーの力強い唸りと、心地よい振動がたまんねぇー。
あいにく今日も全区間の座席は買えなかった。途中から立たねばならない。
台湾は地べたに座る文化がある。デッキのステップをうまく利用して座る。賢い!
日本では廃れた給水器が台湾では健在!
しかもちゃんとした紙コップまである。
枋寮駅に到着。
東海駅はJR東日本の常磐線にもある。
他、台湾には日本と同じ駅名が何駅かある。余裕があれば全駅回ってみたい。
凝ったデザインのベンチ。日本は効率化だけの国。こんなゆとりが日本にも欲しい。
いよいよ旧型客車の旅が始まる。
パワフルな機関車であるが、引っ張る車両はわずか3両である。。。
発車時には10人以上の乗客がいたけど、半分以上は筋金入りの鉄道マニアか、ほのぼの鉄道愛好家だった。
あまり意識することはなかったけど、台湾の横書きも左から読む場合と右から読む場合があるみたいだ。
ホームが無い方のドアも開いています。当然、走行中もドアロックはかかりません。
扇風機がレトロ感を増大させる。
座席に座れば窓も全開!
川を渡り、緑の中を駆け抜け、海に出る。
爽快な風を受けながら移り変わる景色を堪能する。
最後部も全開!
流れ去る線路が旅の気持ちを盛り上げる。
台湾は鉄道に親しみを持つ人が多い。若い女性も普通に趣味のような感覚で鉄道を楽しむ。
そのうち列車は山の中へと進んでいく。途中で雨も降り始めた。
慌てて窓を閉める。
枋野信号場に到着。
激しい雨である。
信号場は列車の行き違いなどが目的であり、乗客は乗り降りできない駅である。だけど枋野信号場は乗降ができるらしい。
今は買えなくなっていたが、台東駅では枋野信号場までの切符が自動券売機で買える時期もあったらしい。
とても謎な駅である。
特急列車が豪快に通過!
シャッター音が響き渡る。
台湾の撮鉄は日本人と違いとてもおだやか。
他人に迷惑がかからにように気を使っているし、譲り合ってみんなが楽しめるように行動している。
雨も上がり、東側の海に抜けてきた。
旧型客車の旅も終わりを迎える。
現役で旧型客車に乗った世代では無いけど、何か懐かしい思いの旅だった。
台東は34度。涼しい山から降りてきた者には強烈な暑さである。
まだ乗れていない普悠瑪(プユマ)号。
車体傾斜装置が搭載されており、カーブでも高速走行して早く目的地に着くので、人気の高い列車である。
萌えキャラが描かれた車体。
高雄の地下鉄は会社として萌えキャラが使われている。
台湾は日本以上に萌えキャラ文化なのか?
高雄に戻ると激しい雷雨。JRだと抑止になりそうな勢い。
夜市に行こうと思ったが駅弁を買って帰ることにした。
地下鉄の駅からホテルまでは徒歩10分ぐらいだけど、全区間屋根の下なので傘は不要!
雨が上がり、もう降りそうにない気配なので改めて夜市に出かけた。
この夜市は初めて高雄に行った時から毎回利用している。
暑いのでスイカジュースを買って飲みながら歩きまわる。
観光地価格だと思うがそれでも日本で買うより断然安い。
普段使いのお茶を買った。
台湾の烏龍茶は美味しい。
台湾には何度か行ったけど、台北には1度しか行ったことがない。
高雄のほうが数多く来ている変わり者である。
明日は帰国日。
台北に行く時間は充分あるけど、さてどこへ行くか?
ホテルに戻って考えることにしよう。
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