ここ最近の傾向として、旅に出ようと決めるのが出発日の1ヶ月ほど前というのが多い。当然、十分な下調べもできないまま、慌ただしく飛び立つことになる。
今回は珍しく2ヶ月前に決定した。
が、今は行っても意味が無く、行く必要がないことを明確に自覚してチケット購入という、全くもって無駄な旅である。
名古屋~台北がチャイナエアー直販で、空港税、燃油込で往復27000円だし、まぁーいいや。
何故、意味の無い無駄な旅行なのか?
前回の台湾は2012年で今回が2回目。
当時、次の台湾旅行は新型特急「普悠瑪(ぷゆま)列車」と「架線のない路面電車」をセットにしようと目論んでいた。
普悠瑪列車は営業が始まっており、時刻表も容易に入手できる。
一方、架線の無い路面電車こと高雄LRTは計画が遅れに遅れ、11月の段階で試運転列車の写真撮影も微妙な状況。
ここで一般的な判断は、普悠瑪列車に目標を絞って行くであろうが、今回は普悠瑪列車を完全に外し、高雄LRTだけを目標に企画した。
列車の走らない線路を眺めに行く旅の始まりである。
鉄道マニアのジャンルとして廃線跡めぐり、未成線めぐりなどあるが、この旅は何めぐり?
今回の旅ではGPSロガーを導入したので、どうでもいい忙しさが加わる。
理想は、高度、速度、緯度、経度、進行方向、高度の変化量が1画面で見たいけど、そんな高そうなものは買えないので、自分の能力で買える範囲のものを探す。
GPSロガーは2製品購入したのだが、日本のユピテル製(オレンジ色)は感度も精度も悪くソフトに不具合のおまけ付き。台湾のCANMORE製(緑色)が優れていた。
そういや普段使いのスマホは台湾のASUS製で、持って行ったお出かけ用パソコンも同じくASUS製。コンパクトデジカメは韓国のサムスン製。
もはや日本製のIT機器が一番優れているという時代は昔話であることを実感した。
あれよあれよというまに到着。
今回は日本円も準備してあるがクレジットカードのキャッシングが主体。
無駄な旅に27000円を払っておきながら、キャッシングの方が現金の両替より若干お得なので、、、。
キャッシングだと相場がわからない。とりあえず4円でいくとしよう。
現金手配の次はプリペイドSIMの契約。
3日間で300元なのでお値打価格!
笑顔の素敵なお姉さんがパッと設定。
(あらかじめ言語を英語に変えておきスマホを渡すだけ)
空港から台湾高速鉄道の桃園駅まではバスで20分程度。
高速道路を通るので定員乗車でありながら30元とお安く行けます。
このバスはUSB充電ができる。素晴らしい!
他、日本ではありえない緊急脱出用ハンマーや天井には非常口も。
最近、日本でもバスが横転したり、豪雨でバスの天井まで水に浸かることも。
台湾は危機管理がよく出来ていると実感した。
日本では新幹線に乗ることすらないのでグリーン車に乗りたかったが、コレクションとして乗り放題パスが欲しくてパスを購入。日本で日本円払いで9200円。
新幹線は国が変わっても指差し確認は同じみたいだ。
ホテルは朝食付きで1泊6000円くらい。
日本の温泉旅館によくあるパズル、そしてヨーヨーが。ヨーヨーなんて久しぶりに見た。
高雄といえば美麗島駅の「光之穹頂(The Dome of Light)」を見て、そして六合観光夜市。
食べたいものが色々あるけど言葉の壁が、、、。
どこかの店から日本語でドラえもんのオープニン曲が流れている。
なんか日本の昭和の祭り屋台みたいや。
なんだかんだ言いながら、牛肉麺、炒飯、鶉の卵と海老のなんだろう?、小籠包。
小籠包のタレはビニール袋に!
そういや写真に撮り損なったが、タイでもビニール袋にジュースを入れて売っていた。
日本だと汚いとか言ってクレームになりそう。
このダイナミックさに活気と力強さと優しい微笑みが生まれているのだろう。
食べ過ぎた。苦しい。
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