2014年12月11日木曜日

悠久の第九 セントラル愛知交響楽団

今日のコンサートには行くことができない予定になっていた。
だけど仕事の予定が変わって休暇が取れるようになった。

Scan1(チラシより)

今年は第九コンサートそのものに行くこと事態が危うかったのに、まさかまさかの2回も聴けるなんて。

よし!今日はステージ裏側の席で聴いてみよう。
音響的には良くない席だと思うが、一度座ってみたかった。

当日券売り場。
チケットを売っているセントラル愛知のお姉さんに驚かれる。

鹿:D席ありますか?
セ:えっ!後ろ側の席ですよ!
鹿:一度、裏側で聴いてみたくて、、、

Scan10001(パンフレットより)

第九コンサートは軽く1曲やって本番である。
なのでパンフレットも見ないで開演を待つことが多い。

1曲目 「ザ・ストーリーテラー」
弦楽器だけの曲である。
ん?なんかとても日本的な曲だなぁー。
懐かしい響きも。
ソロのヴァイオリン奏者のチャールズ・ウェザビーさんの音色も綺麗に響き渡り、第九を聴く前に十分満喫してしまいました。

曲が終わってからパンフレットを読む。
作曲者のコリン・フジワラさんは日系三世の米国人。
幼いころ祖父や父が寝物語に語った日本のおとぎ話とかをベースにして作曲されているらしい。
なるほど!
コリン・フジワラさんは会場にお見えになっておりステージに。
とても綺麗な人でした。
日本初演奏の曲。
今日、会社を休めて良かった。

さて、ステージの裏側席。
席からの風景はこんな感じである。
Img_20141211_180547_2

まず最初に驚くことが。
チャールズ・ウェザビーさんの楽譜が紙でなくタブレット端末。
演奏中にタブレット端末の操作はしていない。
どうやって楽譜をめくる?
不思議だった。

音響は自分が鈍感なのかあまり悪さは感じない。
左右も逆なのに、、、。
第九のスケール感は十分感じ取れる。

合唱は残念ながら悪くなる。
通常だと波動を全身に受けて感じるが、反射波って感じである。
ちなみこの席は合唱団の真上である。

でも、この席は指揮者の表情を見ることができる。
そして、ものすごいエネルギーを感じた。
うまく言葉で書けないものすごいパワーがある。
穴場の席かもしれない。

そして演奏の様子もよく見える。
今回は運良くフルーの斜め後ろ。
指の動きがよく見える。
自分の指があのように動くのはいつの日か、、、。

よく考えれば当たり前だが楽譜はパートだけ。
自分が休符のところの楽譜は無い。
そしてフルートでも個々に楽譜が異なる。

色々な発見があって楽しいコンサートだった。



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