2015年3月8日日曜日

キハ40系乗車会

今日は「鉄道友の会 名古屋支部」の支部設立60周年を記念した電車貸切イベントに参加した。
(厳密に言えばディーゼルカーなので電車ではなく気動車であるが)

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JR東海では名古屋近郊のローカル線である武豊線を電化した。
そして、武豊線で使っていた車両と、新たに追加で発注する車両を高山線や紀勢線に投入して、日本国有鉄道(通称:国鉄)の時代から使っていた車両を一掃する計画である。
今日のキハ40系は高山線から運用がなくなるのでお別れ乗車会となる。

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今日1日をともにする車両

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富士重工業製(通称:富士重工とか富士重)

最近の若い人は国鉄を知らない人が多い。そして富士重が鉄道車両を作っていたことも知らないのでは?
富士重といえば自動車のスバル。そのスバルで製造された車両である。

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乗らなかった岐阜方の車両

岐阜を9:19に発車。
貸切のため普通列車の車両でありながら軽快に駅を通過していく。
と言いたいところだが、各駅停車でも約2時間で走れる所を約3時間20分かけて下呂に到着。。。

各駅に止まる必要のない快速?急行?なみの停車駅となる貸切列車とはいえ、国鉄設計の走行性能が悪い車両。どうしても特急に追いつかれてしまう。
高山線は単線だから駅間に列車は1本しか設定できない。
なので特急に抜かれるときは、特急が2駅走行するための停車時間が必ず必要となる。

そして山の中を走るローカル線ゆえ駅間が長い。
だから無駄の無い停車時間の設定は不可能であり、特急2駅分の走行時間どころの待ち時間ではダイヤが組めないのである。

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さすが日本三名泉の駅。
特急は10両編成なんてのも走っており、駅は沢山の観光客。

折り返しまで約1時間半ほど。
食事をしたり写真撮影など思い思いに過ごす。

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名古屋行き特急との並び

14:18に特急が名古屋に向けて発車。
そして14:25に我々も後を追いかけるように発車する。

帰路は岐阜でなく美濃太田までである。
しかも特急に抜かれないから定期列車並みの約1時間半で走行!
(定期列車の合間を縫うので快速運転でも時間はかかってしまう)

久しぶりにディーゼルカーに揺られた旅だった。
満足、満足。


<おまけ>

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岐阜駅を発車後に参加者に配布された本日の運転時刻表。
世の中、何かと難しい時代ゆえ、一部時刻を削除してあります。いや一部時刻だけ残してあります。



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