2014年1月26日日曜日

鉄道友の会 ブルーリボン賞 ななつ星

鉄道友の会 名古屋支部は例会を毎月開催している。
所要で参加できない時もあるがだいたい参加している。

ブルーリボン賞とは、会員の投票により、概ね得票数が1位になった車両に与えられる。
受賞車両は授与式が開催され、あわせて撮影会や(無料)試乗会が開催されることもある。

鉄道車両は公的に車両の価値を評価される機会が無く、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞することは鉄道会社にとって名誉なことである。
受賞車両は特急車両等が多くなる傾向は否定できず、特急車両は鉄道会社にとっても看板であるがゆえに、鉄道会社によっては会員向けに得票につながる事前アピールが行われる場合もある。
(事前アピールに対して否定するつもりは無く大いに歓迎する)

受賞を受けたときの撮影会や無料試乗会は実施する義務はない。
あくまでも鉄道会社の好意であり、選考委員会の判定にも影響を与えない。(たぶん)
事前アピールを行う行為と、受賞できた後の対応は別であると考える。

例会で聞こえてきた話。
「”ななつ星”はブルーリボン賞がとれても試乗会はありえない。車内の撮影すら無里だろう。だから”ななつ星”には入れないほうがいい。」
「みどりの窓口で一般発売もされておらずだれでも自由に乗ることができない。そんなのダメだ。」

あまりにもバカらしく会話に参加する気になれなかった。
自分たちが撮影できる、試乗できるなら票を入れる。できないなら票を入れない。
個人の考え方はそれぞれだが、このような思想が日本における鉄道マニアの社会的地位が低いい要因の一つである。

鉄道というものは鉄道マニアのための存在ではない。地域社会における移動手段の一つである。
移動手段にはあらゆるものが存在している。
あらゆる移動手段に対して、鉄道の社会的アピールを行い、鉄道の地位向上を目指す。その結果、鉄道会社の社会性が高まり、鉄道が発展していき、我々の趣味範囲も広がるのである。
無料試乗会は全ての因果関係の一番最後である。



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